住まい選びの新基準は「地盤」という記事をよく目にするようになりました。
あれだけの大きな地震の後ですから、こういった流れも頷けます。
ここ多摩区は、北側が多摩川沿いの低地、南側が多摩丘陵による高台と、大きく分けて2種類の地形に分かれています。
さらに地形・地質によって4種類の異なる特徴を持つ地盤が広がっているようです。
各地盤の主な特徴はこちらが参考になります。
高台の上の平坦な部分というのは安定した地盤のようですね。
丘陵地帯は坂が多いという意味ではデメリットとしてとらえられてしまうことが多いのですが、安定した地盤という面ではこれから注目されるかもしれません。
また川崎市のゆれやすさマップをみると、市の西部に位置する多摩区は大半が「揺れにくい、比較的揺れにくい」の範囲に入っています。結構地震に強い町、なのかも知れませんね。
ただ地盤が良い、ゆれにくい、といっても、その土地の造成や整備の具合等によって地盤状況もそれぞれです。絶対安全、という土地は、こと地震大国日本においてはありえません。
大切なのは、災害を含め自然と、環境とどう向き合って暮らして行くのか。そういう考えを常に持っていることなのかもしれません。決して「良い」経験ではありませんが、かつてない状態を体験したことを活かして暮らすという意識は必要だと感じます。
震災が無ければこのようなマップの存在すら知らなかったかもしれません。
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