海外の方にはよく言われます。言われなくても日本人にとってもやはり小さいと感じます。
小さい家にはいろいろなアイデアがいっぱい詰まっていて、それはそれでいいものです。小さくても快適な家は日本にはたくさん有ります。
でもやっぱりもうすこし大きくてもいいんじゃないかな・・・と正直思います。
一昔前といまとでは住宅に対するニーズや事情もずいぶん変わってきていると感じます。
制限ぎりぎりで区画された土地に量産型の建物を建てて供給するスタイルはそろそろ終わりにして、ちょっとゆったり目の土地に、自分のライフスタイルに応じた建物を建てる。
そんな供給の仕方ができれば、街はもっと豊かに成長していけるような気がします。
そのためには建物単体、1区画の土地単体のみ、一事業としてのみで考えるのではなく、もっと広い範囲・解釈での計画・設計というものが必要なのかも知れませんね。
地域や街という規模になると、それは地方自治体や行政といった枠で行うものになってくるのですが、それにしても不動産に携わるもの一人ひとりの責任は大きいのだ。と感じます。
フランク・ロイド・ライトの代表的作品様式、プレーリーハウス。
垂直方向ではなく水平方向が強調された設計です。

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